福岡を代表する観光地であり、新元号「令和」ゆかりの地として今さらに注目を集める「太宰府天満宮」。
取材に伺ったこの日も、平日午前中ながら参道は大いににぎわっていました。
そんな太宰府の参道では今、「LINE Pay」をはじめとするスマホ決済の導入が非常に進んでいるそう。ちょっと意外に思われた方もいらっしゃるのでは?

参道の中でもいち早く「LINE Pay」を導入頂いたのが、梅ヶ枝餅と蕎麦の店「やす武」。名物「梅ヶ枝餅」を求めて連日行列ができる、創業70年の老舗です。
専務取締役の玻座真さんに、導入の背景や実際に使ってみての感想を伺いました。スライド7

有限会社やす武 専務取締役 玻座真さん

観光地だからこそ、キャッシュレス化は必須。
あらゆるサービスで「一期一会」のお客様に応えたい


―そもそもなぜ、スマホ決済を導入されたのでしょうか?

「やす武」では「LINE Pay」をはじめ、現在複数の決済サービスを利用しています。
積極的に導入を進めている理由は2つあって、ひとつは「観光地だからこそ」ということ。
観光に来られるお客様ですと、そもそも現金の手持ちが少ない、あるいは手持ちの現金を切らしたくないという方も多いと思います。その点で、キャッシュレスが進むことは望ましい。

また観光地ゆえに、週1必ず来るような「常連さん」が中心というよりも、一生に1回、10年に1回というお客様も多くいらっしゃいます。常に新しいお客様もご来店されるからこそ、まずは絞らずいろんなサービスを入れてみるべきだと思いました。
導入にあたって、2021年7月末まで手数料無料というのは良いきっかけになりましたね。無料期間が終わる頃に、結果を踏まえて改めてどのサービスを中心に使っていくか考えたいと思っています。


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天満宮へ向かう参道は平日・休日問わず賑わっているそう。修学旅行生や外国人観光客の姿も多い。

キャッシュレスの時代は間違いなく来る。
その時に慌てず、チャンスを生かせる準備を。


もうひとつの理由は「絶対に抗えない時代の流れ」です。
遠くない将来、確実にキャッシュレスは浸透する。それはうちが導入しようとしまいと、です。今導入するメリットも重要ですが、キャッシュレスが浸透しきった時、導入していないことのデメリットは必ず出てくると思うので。その時に慌てるのでなく、早く始めて使いこなせるようにしておく方が得策と考えました。

業務効率化とかデータ分析とか、スマホ決済のメリットは色々あるのだと思いますが、現金決済比率が高いうちは、正直「業務効率化」の効果は薄い。
ただ、お客様にとっての利便性は確実に高まっていると思いますし、ポイント還元などお得さもある。そうなると今後必ず普及していくと思いますので、その時にきちんと店側が対応できることが大事だと思っています。

私自身も、今は現金をほとんど持ち歩いていません。最初は意識的に新しいものを試してみよう、という意図だったのですが、これに慣れるともう財布を持ち歩いていた頃には戻れないですね。
今はまだ完全キャッシュレスの方は少数ですが、きっとこんな風に止められない流れができていくと思うんです。やす武使用写真2

財布は持ち歩かないという玻座真さん。普段はこんなマネークリップを利用されているそう(コンパクト!)


頼れる「ITツール」×「人」で不安・不便をタイムリーに解消

―スタッフの皆様に使って頂くにあたって、工夫されていることはありますか?

まだ新しい仕組みですから、取り入れる時に抵抗がある方も多いと思います。
システムは安全か、きちんと使いこなせるか、と不安に思うのも当然です。
うちの場合複数のサービスを同時に導入しているので、どこまで増えるのかと混乱する声もありました。

こうした声に対して、導入背景をきちんと説明・共有するとともに、機器を利用しながら都度発生する疑問・質問に対しては、社内SNSを活用しています。
弊社にはフルタイムで働く社員もいれば、放課後アルバイトの学生、子育て中のパートの方、様々な立場の方がいらっしゃいます。
朝会のように全員で一斉に情報共有することは難しいので、スマホやタブレットで見られる掲示板のようなサービスを利用しており、機器の使い方についてのポイントや、困りごとが起きた際はこちらを使ってタイムリーに共有しています。

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最初は不安だったという従業員さんも、今は手慣れた様子。


こうしたツールの活用と合わせて、導入にあたってはキーパーソンが一人いると安心かもしれません。
うちの場合、何かあったら私が駆けつけるようにしています。例えば「アプリのアップデートが始まった」とか「上手くログインできない」とか、システムトラブルではなくても混乱する時はありますよね。
きちんと理解してる人が一人いると、実際解決できるからというのもありますが、スタッフ皆が安心して使うことができる、という精神的な意味でも必要な気がします。

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決済サービス以外にも、業務効率化につながるITツールは積極的に取り入れているそう。


まだまだ過渡期のサービス。共に育て、世界中から、あらゆるお客様をお迎えできる太宰府へ。

―実際に「LINE Pay」を使われているのはどんな方々ですか?


利用者の層は幅広いですね。ただ、まだ使い慣れている方は少なくて、どきどきしながら使っている方が多い印象です。まさに過渡期ですね。
私たちも最初は探り探りでしたが(笑)、今は従業員も慣れてきて、お客様にレクチャーするようなケースもあります。


―他のサービスと比べて、魅力に感じる点、逆に不満を感じている点があれば教えてください。


「LINE Pay」の魅力はやはり、アプリを新たに入れる必要がなく、皆さんが既に入れているLINEの中で使えるという点だと思います。
一方で、ユーザーにとっては支払いにたどり着くまでの階層が深いことで戸惑いがありそう、というのと、支払った後に音などが出る訳ではないので、支払えたかどうかがわかりづらい点が気になっていました。

―実は先日リリースした「LINE Pay」のアプリがありまして、こちらではその2点を解消しております!

アプリ出てたんですね!知らなかった(笑)それは良いニュースですね。

「LINE Pay」に限らず、全てのサービスに対してですが、今後は決済自体の工程がよりスマートになっていくのだろうなと思っています。そうなると更にお客様にとって手放せないものになるのでしょうね。

太宰府には今、外国人の方々含め、本当に様々な方々がいらっしゃいます。
新しいものを取り入れるのは不安もあるし、最初は不具合もある。でも、求めているお客様がいらっしゃる。

私たちが積極的に取り組むことで、太宰府全体のキャッシュレス推進にいい影響を与え、世界中からのお客様を受け入れられるようになれば、と思っています。

―ありがとうございました。

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地元の方からも、外国人観光客の方からも、大人気の梅ヶ枝餅。

【やす武】
公式ホームページ:http://www.umegaemochi.com/

【本件に関するお問い合わせ先】
LINE Pay導入事例はこちらでもご紹介しています↓
http://pay-merchant-blog.line.me/archives/13525594.html

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