2013年に、ここ福岡・博多の地でLINE Fukuoka株式会社(以下LINE Fukuoka)はスタートしました。
この3年の間に、社員数は約180名から860名(2017年4月現在)まで増え、LINE Fukuokaとして積み重ねてきたことや、これからもっとチャレンジしていきたいことなどを設立当初から社員と共に歩んできた取締役 鈴木優輔に話を聞きました。

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LINE Fukuoka株式会社  取締役 鈴木優輔
【略歴】
九州大学卒業後、NEC(日本電気株式会社)に入社。2003年、株式会社リクルートコミュニケーションズに入社。2014年7月LINE株式会社入社、同年10月LINE Fukuoka株式会社に入社。事業部門、管理部門の統括・責任者を経て、2017年4月より取締役就任。趣味はサッカー、ランニング、キャンプ、野球。昨年フルマラソンに初挑戦。小学生の娘と息子の二児の父。
 


そもそもなぜLINEの第二拠点が福岡だったのか?

まず、福岡はIT分野で非常に活気がある都市であり、加えて若年層の割合も高く、優秀な人材の確保に良い場所だと考えたこと。もう一つは、アジア地域の各国と距離が近いため海外展開の拠点としての役割も担えるのではという点から、福岡に決まった経緯があります。
私自身もキャリアのスタートは東京だったんですけど、もともと出身は福岡県なんですよね。そういう意味でも、福岡に可能性があることは昔から知っているし、だからこそ、LINE Fukuokaがスタートして、この地で実現したいことが沢山見えてきたので福岡に戻ってきました。

スタート当時からどのように変化しましたか?

はじめはカスタマーケア業務など運営業務を行う前身の会社があり、そこに在籍していた約180名の社員数でスタートしたのがLINE Fukuokaです。
そこにどんどん新しい仲間が加わり、今では860名(2017年4月時点)になりました。この3年半ほどの間に約5倍の社員数になったんですね。改めて知って、私も驚いています(笑)。
LINEは日々使用するコミュニケーションアプリとして認知があると思いますが、だからといって私たちの挑戦は容易なものではなく、逆に手探りでいろんなことにトライ&エラーをずっと繰り返してきて、ひとつずつ歴史をつくってきたんだと感じています。
今働いている社員一人ひとりが試行錯誤を繰り返して、会社の成長を支え続けてくれました。今いる仲間の誰が欠けても今のLINE Fukuokaはないわけです。

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福岡でのLINEならではの新しい価値提供とは?

私自身、入社以来LINE Fukuokaが存在する意味と創造できる価値は何かというのを、ずっと考えてきました。
福岡という土地は、人や企業との距離が近いので、LINE Fukuoka発の事例をつくって、それを発展させていくということが、ユーザーや社会への貢献という観点からも大事なのではないかと感じ、いろいろ試行錯誤してきました。
結果、「1COIN WALK福岡」というLINE@の福岡独自のイベントや、LINE Payの福岡銀行様との提携、最近だと福岡市と情報発信強化に関する連携協定を締結して、福岡市のLINE公式アカウントを開設するなど、福岡からLINE独自の価値を創出できたのではないかと思います。
 
ただ、これはほんの一例でこの3年間で、福岡から創りあげている事例は他にもたくさんありますし、もちろん今後もそのチャンスがあると考えています。そして、LINE Fukuokaにはそのようにしていく使命があるとも考えています。
ですので、これからも、LINEがより身近なプラットフォームとして世の中を便利にしていけるよう、福岡のみんなとサービスを推進していけたらなと感じていますね。

情報発信強化に関する連携協定:
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2016/1551

欲しい情報だけLINEで届く!福岡市LINE公式アカウント、開設:


改めてLINE Fukuokaについて教えてください。

現在、日本国内では、東京にあるLINE株式会社とLINE Fukuokaの二拠点体制です。今LINE Fukuokaには開発・クリエイティブ・運営・企画の4つの機能があります。
例えば、開発だと3年半前は数名でのスタートだったのに対し、今では約70名以上のエンジニアが在籍しています。エンジニアは特に外国籍の社員が多く、言語や国籍の壁に留まらず、彼らが好きなエンジニアリングに没頭できる環境を用意しています。

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【ENGINEER work in LINE】


他にもクリエイティブだと、デザイナーやイラストレーターが、LINEのUIやスタンプのデザインを行なっていて、LINEというサービスの身近さはそんな彼らの力も大きいのではないかと思います。
それから東京のLINE株式会社との違いといえば、運営組織の比重が大きいことが特徴です。
LINE Fukuokaに期待されていることの1つに運営組織としてLINEをサポートしていくことがあります。運営とは、カスタマーケア、サービスの審査・モニタリング、メディア編集、ゲームディレクション、リリース前のQAやテスト、ローカライズなど幅広い業務を指します。
 
LINEというサービスが国内No.1のコミュニケーションアプリであれば、運営組織も国内No.1の運営組織でないといけないと思いますし、もちろん世界でも勝負していける体制をつくっていかなきゃいけないと思っています。
では、現状はどうかというと、未完成で、日々挑戦中の段階ですね。カスタマーケアの分野では、AIが進化してきていて、質問に対して自動で返答できるようになっていたりしますよね。そういった最新技術もTechカンパニーとして積極的に導入していくべきだと考えています。

運営組織のサポート範囲というのは国内がメインなのですか?

いえ、グローバルサービスですので、海外のブランチとの連携も多く、国内だけに留まらず業務・視点はグローバルで展開しています。
例えば、タイ・台湾・インドネシアでもLINEは広く使用されているんですよね。なので、日本で運営の体制や基準などきちんとつくって海外へローカライズしていけるよう取り組んでいる最中です。
今後は今以上にそういったグローバル視点をもつことが重要になるケースも増えると考えているので、国境や国籍、言葉など全く文化が違うメンバーと働いていくことが必然的に求められます。実はついさっきもテレビ会議で韓国、東京、福岡を繋いでカスタマーケアの担当者とミーティングをしていたんですよ。はじめの頃は言葉や価値観の壁もあってメンバーのみんなも大変だと思うことが沢山あったようですが、何度も顔を合わせて議論していく中で同じ目線で仕事が進めていけるようになりました。

四半期に一度は、各国のプロジェクトメンバーがいずれかの国に集まってワークショップをして目的や戦略を共有しているんです。夜はビルディングをしています。つまり飲み会ですね(笑)。会議は通訳を通してやりますが、ビルディングは片言の言語で会話していて楽しいですよ。
お互い人と人なのでFace to Faceで議論するほうが話す内容も濃くなるし、一緒に働く仲間として協力していける関係性は大事ですよね。LINEグループの一員として私たちに何ができるか、何をしたら組織が良い方向へいくのかなど、世界中のスタッフと意見交換をして同じ目線で働いている感覚を感じられて楽しいですね。
それとLINE Fukuokaも社員全体の約10%が外国籍社員とグローバル化していて、中には日本語を話せない社員もいます。
社内で日本語以外の言語でのコミュニケーションが飛び交っていますし、それぞれバックボーンが違うからこそ新しい視点でのアイデアなんかもたくさん出ていて、見ていて私もワクワクしています(笑)。

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LINE Fukuokaは現在どのような状況なのですか?

一言で表現すると“LINE Fukuokaは未完成“ですね。
設立からこれまで3年半、全力で走ってきましたが、まだスタートラインから少し進んだだけ、未完成だと思います。
LINEの価値基準に、驚きや感動を表現する“WOW”という言葉があります。これはサービス作りに限ったことではなく、会社の活動すべてにおいて、他社に追従するのではなく、常に期待を超える“WOW”を提供しようという意味が込められています。だからLINE Fukuokaも常に“WOW”を創り出すためのチャレンジをし続けているんです。
LINE Fukuokaはまだまだベンチャー気質のある会社なので、一人ひとりがオーナーシップを持って働けるところが、LINE Fukuokaのいいところだと感じています。

オーナーシップとはなんでしょうか?

これまでの話もそうですが、物事を自分ごとと捉え、行動できる人のことをオーナーシップを持っている人と言えると思います。
なんでもそうだと思いますが、例えば自分の好きな趣味に関して想像してみてください。夢中になってのめり込むと、どんどん楽しくなって、何かうまくいかないことがあっても楽しさを知っているからこそ自分で工夫して良い方向に進むように考えたり、努力したりしますよね。オーナーシップを持つというのは、それに似ていると思っています。

自分たちがユーザーのために何ができるのか、それを通して社会にどう貢献できるのか。「もっとこういう風にしたほうがいい」「もっとこんな風にできる」という一人ひとりの意志が積み重なって、形になり、事実になっているんだと思います。その事実が、会社の意志となっていくという昇華をこれまで目の当たりにしてきました。会社のカルチャーって最初からあるわけではなく、みんなで創りあげていくものなんですよね。
 
自分たちの意志が、いつの間にか会社の意志になって歴史を刻んできたというのは、なかなか体験できないことだと思っています。
今までも自分たちが会社を創ってきていて、これからも自分たちが会社を創っていくんだという責任感やオーナーシップが息づいている会社なんですね。それがものすごく稀有でLINE Fukuokaらしさだと私は思いますね。 

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仕事をする上で大事にしていることってありますか?

自分の内面から素直に出てくる気持ち、言葉にするとむず痒いですが「情熱」でしょうか。
何でもいいので自分が情熱を注げることを探して、行動することからすべては始まると思っています。
既に決まっているポジションや業務に対して働くとか、着地点がすでに決まっているものに対応するわけではなく、自分自身が何を思いどう行動するかが大事だと思うんです。

例えば分かりやすく私自身の話をすると、入社当時は東京オフィスで役職もなくスタートしました。役員から「LINE Fukuokaで働くなら、まず1年くらい東京オフィスで勤務し、LINEの事業やカルチャーを体感したほうがいいから」と言われ、その役員の後ろについていって、会議に出てメモを取ったり、資料の修正をしたりと、自分で考えてやれることをやっていました。私のキャリアから考えると、我ながらなかなかチャレンジングな転職だったなと(笑)。
ただ私は前職時代から色々な仕事や会社を見てきましたが、「自ら創っていくことを楽しみたい」という私の情熱と一番一致したのがこの会社だったんです。
 
結局、入社から3か月後にはLINE Fukuokaに移るというスピード感でした。ここでもまた周りのみんなから色々なことを教わりながら勉強して、自分がやった方がいいと思った仕事、役に立てるだろうと思った仕事を一つずつ積み重ねていって、今に至ります。と、楽しそうに表現してみましたが、何度も挫折を繰り返して弱音をはいていたのが現実です(笑)。

LINE Fukuokaの未来と人は?

さっきのオーナーシップの話とも繋がるのですが、今後この会社がどうなるかではなく、自分自身がどうするかで会社の未来が創られていく、それが体感できるところなんじゃないかな、と私自身の体験からも言えますね。

LINE Fukuokaとしてはオーナーシップと情熱を持った新しい仲間を増やしていって、福岡の地から新たな価値を創造し続けていきたいです。
何度失敗したとしても雑草のように何度でもどの場所からも生えてくるような人、面子や体裁を気にせず生き残るために挑戦し続けられる人、そんな人と一緒に働きたいです。
そしてここで働くみんながより誇りを持って働ける会社に、みんなの力でしていきたいですね。
 
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